諸君、私はランシーンが好きだ



諸君、私はランシーンが好きだ
諸君、私はランシーンが好きだ
諸君、私はランシーンが大好きだ

ウインドラゴンが好きだ
携帯扇風機が好きだ
ピアスが好きだ
足ベルトが好きだ
ふんどしが好きだ

DWCで
N.Y.で
ブルックリンで
マンハッタンで
ジャバウォックの心臓で

この地上に存在するありとあらゆるランシーンが大好きだ

膝を抱えて引きこもっている様が好きだ
勝利の絶頂で躓くなど心がおどる

鼻歌を歌ってプレッシャーをかける様子が好きだ
シロンを殴り倒す所など胸がすくような気持ちだった

地の底から響く陰鬱な笑い声が好きだ
ふんどしがめくれそうでめくれないあたりなど感動すらおぼえる

鎖で縛られて藻掻く様などもうたまらない
一秒後に杭打ちされるとも知らずCEOに思慕を寄せる様は最高だ

CEOが無情にも言葉聞かずスイッチを押してしまう様
羽根が白くなった時、なりふり構わず悲鳴を上げて乗り物に飛び込む様など絶頂すら覚える

これまで息を潜めていたのが嘘のように大活躍した時が好きだ
特番や話の展開上出てこなくなるのはとてもとても悲しいものだ

いつもこっそりシロンを観察している様が好きだ
精一杯気取って話しかけたのに軽くあしらわれたのは屈辱の極みだ

諸君 私はランシーンを 孤立した神の代行者の様なランシーンを望んでいる
諸君 私に付き従うランシーン好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なるランシーンを望むか 
糞の様なランシーンを望むか?
地球を守る崇高な存在として君臨するようなランシーンを望むか?


ランシーン!! ランシーン!! ランシーン!!


よろしい ならばランシーンだ

だが、例の乗り物で何週にも渡って閉じこめられたことに耐え続けて来た我々には
ただのランシーンではもはや足りない!!
大ランシーンを!! 一心不乱の大ランシーンを!!

我々はわずかに小数
サーガサイドに比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千のランシーンフェチだと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人のちょっと人前には出られないような集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、微妙に隠す奥ゆかしさを知らない輩を叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう

連中にふんチラを思い出させてやる
連中にストイックさを思い出させてやる
ランシーンには奴らの哲学では思いもよらないかわいらしさがある事を思い出させてやる
1000人のランシーンフェチの集団で 世界をランシーンで埋め尽くしてやる

目標 シロン

DWCコンピュータホログラム作戦 状況を開始せよ

逝くぞ 諸君